美しい体は、正しい口の機能から

最近、歯並びの悪いお子さまが増えています。もちろん遺伝も一因ですが、多くの場合は「姿勢」「飲み込み方」「口の使い方」など、幼少期に身につく習慣が大きく関わっています。

これらが乱れると歯並びだけでなく、全身のゆがみにつながることもあります。

実際、日々の診療の中で、体の不調を抱えた方ほど噛み合わせや歯並びに問題が見られます。統計ではありませんが、「口の機能」と「体の健康」は深くつながっている――これが私たちの実感です。

誤嚥性肺炎と"幼少期のクセ"

高齢者の誤嚥性肺炎が問題となっていますが、実はその背景には幼少期の姿勢や飲み込み方が影響していることがわかっています。

姿勢が悪いと正しく飲み込めず、その積み重ねが将来のトラブルにつながってしまうのです。

3歳頃までに形成される「食べ方・飲み込み方・口の使い方」は、一生の健康の土台になります。だからこそ、成長期に"正しい機能"を育てることがとても大切です。

秋山歯科のキッズ矯正

当院の小児矯正は、歯だけを見るのではなく「体の機能」から整えることを大切にしています。

アプローチのポイント

• 顎の健やかな成長を促す
• 舌が正しい位置で働くように導く
• 鼻呼吸を促し、呼吸の質を整える

これらを整えることで、

1. 歯列の育成
2. 正しい噛み方・飲み込み方
3. 良い姿勢の獲得

へとつながり、後戻りしにくい健全な歯並びと体へ導きます。

装置は主に「プレオルソ」を使用し、歯並びだけでなく、その土台となる姿勢や筋肉の使い方を整えるためのさまざまなトレーニングをご用意しています。